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「よろい囲い」

少し前に、建物の外壁で「よろい囲い」について書きました。


普段、建築に携わっている人であれば、それがどのようなものなのかは、

ある程度わかると思いますが、そうでなければ恐らくどこかで見たことがある、

と言うくらいにしか、わからないと思います。



私の住んでいる南伊勢町では、毎年7月の天王祭りで、灯ろうに願い等を込め、

川から流しています。

この行事は、平成6年を最後に廃止されていましたが、平成20年に再び復活しました。

その灯ろう流しで流す今年の灯ろうで、その「よろい囲い」を、壁板を和紙に変えて、

イメージを再現してみました。



まずは、通常の灯ろうはと言うと、

110712-2.jpg 
これは、昨年の我が家の灯ろうです。

続いて、今年の灯ろう作りに入ると、

まずは、灯ろうの骨組です。

110714-1.jpg 
この骨組みに絵や字を書いた和紙を貼り作ります。


しかし今回は、「よろい囲い」をモチーフにしていますので、

110714-6.jpg 
これが、「よろい囲い」です。横に倒しています。

この壁は、横板を少しずつ重ねて、上から桟木で押さえています。

そこで、まず押さえる桟木を作りました。

110714-2.jpg 

桟木はそのままの角材で押さえるだけではありません。

重ねる板の段々に沿って、角材もささら状に削ります。

その段々に削った桟木に、壁板を張り付けていきます。

今回は、灯ろうで再現していますので、板の代わりに和紙で貼っています。

110714-4.jpg 
このように、一枚ずつ貼っていきます。


張り付ける壁面のパーツを作成してから、最後に建物に張り付けます。

今回も、まず各面のパーツを製作しました。

110714-5.jpg 

そして、最後の作業で、張り付けます。

110712-4.jpg 
これで、完成です。

考えているより、ずっと大変でした。

写真では、あまり重ねている状態が分かりにくいのですが、

実際のものは、きれいに重なっています。


出来上がりは、自分的には満足しています。

建物の外壁にそっくりに見えます。


この灯ろうは、7月16日19時頃から流すのですが、当日15時頃から

その川の堤防に並べて飾られます。

かわいい絵や、習字、切り絵、工夫を凝らした灯ろうなど様々です。

みなさん是非、見に来てください。
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わかる人にはわかるんですねi-278

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